『年下』と接することが苦手な人の4つの理由と5つの対処法

年下が苦手_アイキャッチ

年上の人と会話するのは楽なんだけど、年下の相手と会話するのは苦手って人もいると思う。

わかる!!僕もそうだったよ!

コレってなんでだろうね。

なんか年下ってだけで勝手にプレッシャー感じちゃうんだよね。

きっと何か精神的な理由があるはず。

僕なりに原因と対処を考えてみたよ。

なぜ年下が苦手なのか

じゃあ、そもそもなぜ年下が苦手と感じるのか、いくつか理由を上げてみる。

ちなみに人付き合いが苦手な人は人付き合いが苦手で職場で孤立してしまうも一緒見てみるといいかもしれません。

年下とのやり取り、経験が不足している

多分、最大の原因はこれだと思う。

僕もそうなんだけど、年下が苦手な人って『一人っ子』だったり『末っ子』しないだろうか。

でもって、小さい頃に同世代の子どもたちと一緒に遊ぶって経験がなかったんじゃないかな。

子供の内に弟や妹、それにある程度色々な年齢の子たちと一緒に遊んでいれば年下の子の面倒を見る機会もあるはず。

そういう経験をして物心ついたときから自分より年下の子との交流に慣れていると、大人になってもすんなり年下との付き合い方がわかると思う。

けど、そういった経験をしてきてないと大人になっていきなり年下と上手く接することが出来ないんだよね。

年下よりも優れていなければならないという心理的プレッシャーがある

また、そういう人は自分自身年上の人についていく、年上の人に頼るという経験が多い。

そうなるとだんだん年長者とは年下よりも優れてなければならない、という暗黙のルールのようなものを勝手に作ってしまったりするよね。

だから実際に自分が年下と接する際に、ちゃんと振る舞えているだろうか?と不安になってしまうんじゃないかな。

自分の能力に自信がない

年長者は優れていなければ、と考える人ほど逆に自分自身に劣等感のようなものを感じてたりするよね。

そうなると、自分自身の劣等感とのギャップにますます苦しみ、年下のひととうまく接することが出来ない=苦手。という図式になってしまう。

まさに『自縄自縛』ってやつだよね。

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年下にナメられたりバカにされることに対する恐れがある

特に学生時代は学年が1つ違うとものすごい差を感じてしまう。

1つ年齢が違っていたらもうそこには越えられない壁があるように思えちゃう。

だから先輩というものは遠い存在と感じていなかっただろうか。

自分自身、先輩後輩という差はとても大きく感じていたために、もし、自分が後輩に対しソレだけの絶対的な差を見せつけられなかった場合、ナメられてしまうのではないかという恐れがあったんだよね。

これって学生時代においては、もはやアイデンティティの崩壊に等しくとても許容できるものじゃなかった。

だからこそソレを恐れてなるべく年下に接する機会を避けてきた。

君は心当たりない?

僕の場合

僕の場合は、もろに上記の理由に当てはまる。

末っ子だし、親戚の中でも一番下。

学生時代もまともに部活してなかったので、同学年以外と接する機会もあまりなかった。

バイト先も先輩ばっかりだったしね。

それに社会人になってからも僕以降の代ってあんまり新人が入ってきて無くて、現場も違うから話す機会もなかった。

そんなこんなで30歳を過ぎた時、年下と接することにすっかり苦手意識をもってることに気付いちゃったんだよね。

でもまあ今では割りと普通に接することが出来るようになった。

どうやって改善していけばよいか

さて、じゃあ僕の実体験をもとにどうやってこの年下に対する苦手意識を克服すればいいかを考えてみよう。

意外と同じような悩みを持つ人は多い

まず、最初に言っておくと「年下が苦手」って悩みは意外にも結構多い。

「年下 苦手」で検索すると同じような質問って結構ある。

だからそれって全然おかしいことじゃないんだよね。

君だけじゃない。まずはその事実を知って、チョット心を落ち着けよう(?)。

社会人になればあまり年齢は関係ない

まず、この問題って学生時代の呪縛にとらわれている可能性が高いと思う。

つまり1学年の重みを引きずっているということ。

社会人になれば新人の時点でも年齢差がある同期なんて普通のことだ。

大学や大学院、専門学校、それに一浪している人だっているだろうし。

例えるならば小学6年生と高校1年生がタメ語で話すような関係性だって社会にでればおかしくない。

それどころか小学1年生が高校3年生に指示する。こんな年齢差の上司と部下だってありえるわけだしね。

何を言いたいかというと、社会に出れば年齢なんてあまり意味を持たなくなるってことだ。

だから年下だから、とか意識する必要性すらそもそもないんだよ。

※この傾向って海外だと特に顕著で、向こうじゃ兄弟すらどちら上とか下とか意識しないらしい。

大抵の場合、自分で勝手に空回りしている

で、年下が苦手ってのは相手が年下、つまり自分のほうが上でなければならないというプレッシャーにとらわれて空回りしている場合が多いと思う。

必要以上に言葉を選んで会話したり、知ったかぶりしてみちゃったり、場合によってはやたら遠慮して気使ってみたり、逆に無理して高圧的になったり、とかね。

これってどれも自分が勝手に『あるべき姿』をイメージして無理しちゃってるだけなんだよね。

果たしてそんなことをする必要があるんだろうか?

というか今まで君が見てきた先輩達はみんなそんな背伸びをしていたのだろうか?

頼れる先輩や上司っていつも自然体だったはずだ。

別に全てにおいて自分が上である必要性も理由もなけりゃ、嫌われたりナメられたりすること必要以上に恐れる必要もない。

そもそも生意気な人って誰に対しても生意気なもんだよ(笑)

つまりその人個人の問題であって、君の問題じゃない。

周りの先輩上司、あるいは家族のやり方を参考にする

さっきも言ったけど、年下にどうやって接すればいいかがわからなくなったら今まで見てきた先輩や上司がどうやって来たかを参考にしてみよう。

自分が年下の立場のとき、どのように接してもらえたかを思い出してそれを参考にすればいい。

あるいは自分の父親や兄、姉、親戚を思い出してみよう。

ほら、やっぱりみんな自然体だったよね?

無理に先輩風吹かせる必要はなくて、同世代と話すのと同じ様に対応すればいい。

つまりこっちは何もせず普段通りに接すればいいだけ。

こちらが「相手は年下だ」って態度を変えるんじゃなくて、相手側が「この人は年上だ」って態度をとるんだよ。

経験を積めば自然と慣れてくる

まあこんな感じで慣れてくると、段々相手が年下とか意識せず普通に会話できるようになる。

(よっぽど年が離れているなら別だけど)そもそも相手が年下かどうかで何も接し方を変える必要なんて無いって気づくはずだ。

段々歳を重ねていくとイヤでも周りに年下は増えていく。

だから結局は誰だっていずれ慣れちゃうんだよね。

ってなわけで、結論は「どんな人もいずれイヤでも苦手意識は消えるから放置すればOK」*いうことになる。

まあ、この記事見て少しでも気が楽になれば幸いです。

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