ビジネスリュックって使ってますか?
僕は普段は手持ちのバッグが基本です。
特にスーツのときには絶対にショルダーベルトなども使わないと決めています。
ですが、会社帰りにジムに行きたいときなどはどうしても荷物が多くなりがちなので普通のブリーフケースやビジネストートバッグでは容量が足りません。
かといってジム用のバッグをもう一つ持ち運ぶのもかなり邪魔です。
そこでシャツ単体の季節用にビジネスリュックを購入することにしました。
今回色々と悩んだ際に注意すべき点を整理したのでビジネスリュックの選び方のポイントをお伝えします。
特に大容量で落ち着いたデザインのものを探している人は必見です!
大容量のビジネスリュックの選び方のポイント
ビジネスリュックの選び方その1 デザイン
ビジネスリュックの今のトレンドは【薄め】&【シンプル】です。
しかし、シンプルなのは良いのですが薄めだとどうしても容量の面で物足りません。
僕の場合はジムに通うための道具を入れるので「ジャージ上下」「タオル」「靴」「トレーニングベルト」「グローブ」「シェイカー(プロテイン)」といった具合にかなりのアイテム数になります。
そのためかなり大きめの容量が必要です。
そうなると大容量でも形が崩れにくいボックスシルエット、かつメインコンパートメント(空間)が大きく取られているリュックがおすすめです。
大容量のリュックというとスポーツブランドやアウトドアブランド等が最有力ですが、カジュアル性が強すぎるデザインはビジネスリュックとしては使えません。
また、よくある出張用のおじさんが使うような3ウェイの大型のバッグも正直デザインが(個人的に)好みではありません。
それにこの手のバッグはコンパートメントが2つや3つに分かれていて、メインコンパートメントの奥行きがない物が多いので避けたほうがよいでしょう。
これらを避けあくまでもシンプルを保ちビジネスに使えるリュックを選ぶ必要があります。
色はやはりなるべくシンプルで黒やネイビー、そして1~2色で抑えられており、あまりゴテゴテ余計な装飾がない物がよいでしょう。
ビジネスリュックの選び方その2 ポケット
バッグは機能面での差が非常に出やすいアイテムです。
特にポケットの数や位置、開きやすさは普段の使い心地を左右するのにとても大きなウェイトを占めます。
1つ言えるのはポケットの数に関しては大は小を兼ねる、つまり多ければ多いほどよいです。
ただし、これは機能面での話なので先程のデザインにおける【シンプルを保つ】というポイントとうまくバランスを取る必要があります。
個人的にはジッパー付きのポケットが内外合わせて4つ位はほしいですね。6つ以上だとかなり使い勝手が良いです。
そしてもう一つポケット関連で重要な点が開きやすさです。
安物はジッパーがスムーズに開閉しなかったり片手で開けづらかったりするので注意しましょう。
ビジネスリュックの選び方その3 背負ってない時の持ちやすさ
何気に非常に重要なのが背負っていない時の使い勝手です。
電車に乗ったときや中身を出し入れする時など、リュックは背負っていない状態で使う機会が意外と多いです。
そのため、上部の持ち手の位置やサイズそして耐久性は重要なポイントです。
持ち手部分が適当な作りだとすぐに劣化して壊れてしまうので、しっかりとした作りになっているか必ずチェックしてください、
また、あえて背中側や首もとにポケットがついているデザインのリュックだと胸の前で抱えた時に小物が取り出しやすいです。
これもまた電車などでよくあるシチュエーションだと思うので大きなメリットですね。
ビジネスリュックの選び方その4 快適性&耐久性
そしてなんと言っても体に密着するリュックの場合、背負った時の快適性が重要です。
パッドの厚さや背中のムレを軽減するメッシュ加工、重さを分散させるウェストベルトやチェストベルト、そしてフィット感に直結する背中~肩、そしてショルダーベルトの形状。
ジム用品一式&ノートPC、なんて組み合わせだとかなり重いので、これらの機能性はかなり大きな差になります。
また、リュックは比較的耐久性が高いものが多いのですが、布製や革製、ビニール製などの素材のバッグでは一部耐久性に難があるものもあります。
『ジム用品を詰め込んでガンガン使う』という用途だとデザイン重視のリュックは向かない物もあるので注意してください。
やはりこの点に関してはアウトドアブランドやスポーツブランドが圧倒的に強いですね。
大容量ビジネスリュックを選ぶ時の注意点
基本的にスーツには合わせない方がよい
ビジネスリュックは基本的にスーツと合わせない方が良いです。
実際にはよく見かけますが、高いスーツでコレをやると一発でシルエットが台無しになります。
スーツは肩で着るという言葉があるくらい、スーツにおいて肩とラペルの立体感は命です。
ショルダーベルトでここを潰してしまうと立体感が失われてしまいます。
そのため、基本的には春~秋のシャツ一枚で通える季節に使うか、ビジネスリュック用に(肩が潰れても良い安めの)単体のジャケットを買ってそれと合わせたほうがよいと思います。
僕もジムに行く日はスーツを着ないでジャケパンスタイルかシャツスタイルにしていますよ。
ノートPCやタブレット用のスペースは要注意
よくノートPC用のポケットやタブレット用のポケットが用意されているバッグがあります。
ですがこれ個人的にはあまり嬉しくないです。
というのも、大抵の場合13インチノートPC用とか10インチタブレット用とかサイズがある程度決まっているからです。
今使っているノートPCのサイズと合わせて考えるのがほとんどでしょうが、将来的にはどうなるかわかりません。
ビジネスリュックを購入した後に会社からノートPCが支給されるかもしれませんし、将来大型軽量化されていく可能性もあります。
ケースに入れたらサイズが大きくなって入らないとか、普通のノートや書類を入れたいのに入らないということもあり、結局使わずじまいになってしまうことがよくあります。
そのスペースがあることで、リュック内のレイアウトの自由度が減ってしまうのもマイナスポイントですね。
完全防水は避けよう
リュックは背中に背負うため雨の日はどうしても濡れやすいです。
そのため完全防水のリュックは非常に心強いのですが、個人的にはジムバッグとしてはあまりおすすめしません。
現状、完全防水のリュックは透湿性がないターポリン素材が主流です。
雨を防ぐ一方、中の水分も閉じ込めてしまうのでジムで汗をかいたタオルやウェア類の湿気も抜けずに蒸れるのです。
夏場などは僅かな時間でも雑菌が大量に発生しますし、場合によってはトレーニングベルトや靴にカビが生えることもあります。(実体験)
防水でありながら透湿性も併せ持つゴアテックス素材はどうしても高価となってしまいますし、そもそもゴアテックス性のビジネスリュックは極めて数が少ないです。
これらの理由から完全防水のバッグはジム用品を運ぶには適しているとは言い難いのです。
おすすめのビジネスリュック7選
ではここからは実際にこれらの選び方のポイントを抑えた上でおすすめのシンプル&大容量のビジネスリュックを7つ厳選してご紹介します。
どれも僕がビジネスリュックを購入する際に候補としてあがったものです。
1.<Manhattan Portage>Madison Square Bag
参考価格:¥22,000
メインコンパートメント1つだけの超シンプルなビジネスリュックです。
ジッパーがグルっと上から下までつながっていて縦に180度開閉することが出来るので、荷物の出し入れがとても楽です。
ショルダーベルトをバックパネルにしまうことで縦型のシンプルなブリーフケースとしても使えます。
1気室だけとはいえ、外側にも内側あわせて6つのポケットがついているので小物が多くても十分に整理できます。
2.<Incase>Icon Slim Pack Nylon Ⅱ
サイズ:(W)31cm×(H)48cm×(D)20cm
参考価格:¥24,750
appleで公式採用されているリュックとして有名なインケースのビジネスリュック。
最近町中でもよく見かけるブランドです。
apple公認だけあってちゃんとマックブックproの15インチがすっぽり入るサブコンパートメントを備えています。
スッキリしたデザインでジャケパンスタイルとの相性もよいですね。
背負ったままでも取り出せるジッパー付きのサイドポケット×2がかなり使い勝手がよさそうです。
3.<GREGORY>カバートソリッドデイ
サイズ:(W)30cm×(H)45cm×(D)17cm
参考価格:¥20,900
耐久性には僕も非常に信頼をおいているグレゴリーのスクエアリュック。
今回紹介するアイテムの中でも特にシンプルなデザインでどんな服装にあいます。もちろんビジネスユースにもばっちり。
メインポケットの奥行きが大きく取られているので靴やトレーニングベルトを入れてもなお余裕があります。
僕はグレゴリーのバッグは5種類くらい持っていますがとにかく耐久性が抜群です。
その上このカバートソリッドデイはポケットがとにかく充実していて大小数え切れないほどのポケットがあります。
機能性で言えば今回紹介する中で個人的にはNo1ですね。
4.<PORTER>PORTER HEXARIA DAYPACK
サイズ:(W)29cm×(H)39cm×(D)12.5cm
参考価格:¥24,000
言わずとしれたメジャーブランドであるポーターのスクエアバッグでややカジュアル感があるデザインです。
今回紹介するバッグのなかでは最もコンパクトなデザインですが1気室のシンプルな構造なのでジム用品も十分に入りますよ。
上部のジッパーをグルっと開くことができる為、中身を非常に取り出しやすいのがポイントですね。
スニーカーのアッパーに使われるちょっと変わった素材を採用しています。
ポーターにしては珍しいデザインなので人とかぶらないアイテムがほしいならおすすめです。
5.<ACE>ホバーライト クラシック/バックパック
サイズ:(W)31cm×(H)45cm×(D)17cm
参考価格:¥16,500
スーツケースやビジネスバッグで高い評価を誇るブランドaceのビジネスリュックです。
さすがに老舗だけあって作りは非常に堅牢で、派手さはないものの質実剛健といった佇まいですね。
シンプルなボックスシルエットでありながら、こちらもポケットも豊富でサイドポケットやオーガナイザーポケットなど小物の収容が充実しています。
さらにスーツケースのハンドルを通して固定できる作りになっており出張にも活躍します。
6.<CHROME>HONDO BACKPACK
サイズ:(W)29cm×(H)44cm×(D)15cm
参考価格:¥11,000
自転車用のバッグメーカーとして不動の地位を誇るchromeの代表的なリュックがこのHONDOです。
見た目も中身もシンプル・イズ・ベスト。
ポケットも少なめの1気室のバッグです。
元々自転車通勤用に想定されているため、サイドのポケットは水筒やU字ロックを簡単に出し入れできるようボタンやジッパーがないシンプルなポケットです。
ものが取り出しやすい反面、電車の中ではやや防犯面が気になるかも。
もちろん自転車用なので毎日風雨にさらされてもびくともしない耐久性を兼ね備えています。
今回紹介するバッグのなかでも最もリーズナブルです。
7.<Bianchi>フラップスクエアリュック NBTC-55
サイズ : (W)29cm×(H)47cm×(D)18cm
参考価格:¥12,650
こちらも自転車メーカーのビアンキからリリースされているボックスシルエットのリュックです。
デザインはややカジュアル寄りですがオールブラックをチョイスするといい感じに締まりますのでビジネスユースでもバッチリ馴染みます。
自転車用バッグは比較的リーズナブルで耐久性が高いのでコストパフォーマンスが抜群ですね
ちなみに僕が今回購入したのはこのフラップスクエアリュックでした。
まとめ
というわけで会社帰りにジムに行くための『シンプル&大容量のビジネスリュック』について、選び方のポイントと注意点、そしておすすめアイテム7選をお伝えしました。
『ビジネスリュックってどうやって選べばよいの?』とか『いろんなバッグやブランドがあって選べない!』という人は是非参考にしてみてください。