風邪薬を飲んでも実は意味がない?正しい風邪の治し方

風邪薬

冬になるとどうも風邪をひきやすいって人が多いと思います。

まあ、僕も30歳を超えてからはめっきり風邪ひきやすくなりました。

明らかに抵抗力とか落ちてるね。俺はまだ20代だしーなんて余裕こいてると数年後にマジでびっくりするからね。僕もそうだったし。

僕はつい最近まで温度計すらなかったから熱っぽくても熱がはかれなかった。

でも世の中にはなぜかちょっと体調が悪いだけですぐに熱を測りたがる人がいる。

そんでもってそういう人たちってすぐに薬飲んだり病院に行ったりする。

あのね、はっきり言うけど薬飲んでも病院行っても風邪って治らないよ??

意外と勘違いしている人が多い、風邪のメカニズム改めて教えてやるぜ!

<注意!>

今回の話はちゃんと専門家に聞いた話をもとにしているが、僕自身は専門家ではないので信じるかどうかはあくまでもあなた次第、である。

つまりなんかあっても自己責任ってことだぜー!!不安なら今まで通り毎回医者に行ってね!

1.風邪は薬を飲んでも治らない?

ハイ、治りません。

で終わるとわけわかめなので、説明してあげよう。

風邪をひいた状態っていうのは簡単に言うと『ウィルスが何らかの方法で体に侵入し、それに対して体が何らかの反応(熱や咳、鼻水など)を起こしている状態』を指す。

この場合最も悪いのは何だろう?熱や咳か?いや違う、最大の戦犯はウィルスだ。

一般的に風邪薬として処方されるものの中味は解熱剤であったり咳や鼻水を止める薬であったりする。

じゃあ、ちゃんと風邪に効いているじゃないか!と思いきやそうじゃない。

実は熱や咳、鼻水はべつにウィルス自体が起こしている現象ではない。

体に入ってきたウィルスを外に追い出すあるいは死滅させるための防御反応が熱や咳なのだ。

そう、きっかけはウィルスとはいえ、実際に熱や咳を直接引き起こしているのは自分自身だったのだ

つまり厳密な意味では症状を抑えるのではなく、ウィルスそのものを退治する薬こそが風邪薬ということになるのだがそんなものはない。

(ウィルスの増加を抑えるものならあるが)

というか、もうすでに体に侵入して実際に熱や咳がでているわけだからもうウィルスが侵入した後の話だ。

例えるならば泥棒が入って実際にモノが盗まれた後で『泥棒を追い出して!』と言っているのと同じことなのである。

2.熱や咳は薬で早く止めるべき?

あまりお勧めしません。

というのも、先ほど言ったように熱や咳、くしゃみさらには下痢や嘔吐も体の防御反応である。

これは体に侵入している敵を外に追い出すための反応なのでそのままやらせておいた方がいい。

咳やくしゃみ、下痢、嘔吐がウィルスを追い出す防御反応というのはなんとなく分かるが、熱は?なんで?と思う人もいるだろう。

実は熱というのは体を熱くしてウィルスを死滅されるための反応なのだ。

これは以外と知らない人も多い。

よく熱がでたらすぐに解熱剤を使おうとするが、これは間違い。

熱が出ている状態というのは最もウィルスが活動しにくい状態、すなわち一番防御力が高い状態だ。いわばアストロン状態だ。

解熱剤はそのアストロン状態を自ら解除してしまうものなので、一時的に症状が良くなったように見えても防御力は大幅にダウンしている。

下痢止めや咳止めも同じことである。

ただし、どうしても防御反応の副作用がきつすぎる。つまり熱や咳で食事や水分も満足に取れない。眠ることすらできない。

という状況であれば薬を服用するのもやむを得ない。

食事や水分、睡眠といった回復は体力だけでなくMPも回復させる。つまりMPがなければアストロンすら唱えられないわけで、回復が妨げられるほどならば本末転倒である。

3.ベストな対応は?

水分やビタミンをしっかりとって暖かくしてひたすら休む

これに尽きる。最終的には自分自身で治すしかないわけで、医者に行ってもせっかくのアストロンを解除するアイテムをもらうか症状を確定させることしかできない。

無理に薬で症状を抑えて仕事や学校に行っても薬の効果が切れた後に再び再発することもあり得る。

それならば熱が出たら「あー、今勝手に僕の体の守護神が敵を排除してくれているんだな。水分や栄養をしっかりとって体を温めて援護するよ!」という気持ちで自分の体を信じるべきなのである。

それがお金もかからない最もベストな方法である。

解熱剤を使うのは、どうしても明日イベントがある!というようなときに使ういわば痛み止めみたいなものと心得よう!

4.ちなみに小さい子供の場合は?

やはり薬は基本的に不要

子供の場合は防御反応も顕著なので、親はびっくりしてしまうが基本は同じ対処でかまわない。

熱の高さと症状の重さは実は比例しないし、自己回復させた方が抵抗力も付く。

ちなみによく言われる「高熱が出ると脳に悪影響がでる」という話は全くのデマである。

例え40度の熱がでても脳に影響などでない。

子供の場合はうまくアストロンも使いこなせないので、過剰に熱が出やすいだけなのだ。(力の加減が分からない状態)

医者に行く意味は、症状からほかの重篤な病気になっていないかどうかを専門家に判断してもらう、というくらいのものだ。

まとめ

・風邪を治す薬というものは存在しない。

・熱や咳や下痢は体の防御反応。つまり自動防衛システムが発動している証拠

・解熱剤や下痢止めは防御反応システムを強制停止してしまうことと同じなのでお勧めしない

・風邪の症状がでたら、大人しく休んであとは自動防衛システムに任せるべき。

というわけで、無駄なあがきはやめて、風邪と仲良く付き合っていこうね!

ま、結局予防が一番なんだけどな!

ちなみに花粉症とかのアレルギー症状は、防御システムが暴走してオーバーキルしている状態だから、薬で防御システムの暴走を止めているんだよ!

おしまい

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