今まで10本以上壊してきた僕がおすすめする男性向け最強折りたたみ傘

ずっと前から不満なのですが、傘ってなんかイマイチ進化していないと思いませんか?

面白系の変わり種は色々でていますが、一般に普及しているタイプのものは相変わらず数十年前から変化していません。

特に折りたたみ傘についてはずっと不満でした。小さいしすぐに壊れるものばかりですからね。

しかし、最近ようやく僕にとって理想とも言える最強のアイテムを手に入れました。

その名もアメリカのブランドtotes【Vented Canopy】という一品です。

僕はこのVented Canopyを使って1年近くになりますが、使えば使うほど惚れ込んでいます。

※2018年8月追記 現在すでに1年半以上経過していますが未だにヘタれる事無く現役!台風が多い今年の夏も折れることなく耐え続けています!!

今回はその素晴らしさを共有したく、記事にまとめました!

『折りたたみってすぐ折れるんだよな…』『大きくて丈夫なさいきょうの傘がほしい』と思っている人にぜひ読んで頂きたい記事です!

折りたたみ傘の尽きない悩み

僕は今まで実に多くの折りたたみ傘を使ってきました。

今までに購入したものは10本以上あったでしょう。

ユニクロアパレルブランド雑貨屋傘専門店で購入したものやあえて100均で買ったもの。

軽いもの小型のもの丈夫さを売りにしたもの骨組みが多いものグラスファイバー製のものなど、実に様々な折りたたみ傘を使いました。

しかし、そのどれもがせいぜい1年以内には骨組みが折れてしまい例外なく処分されました。

使っては壊れるを繰り返していく内に、折り畳み傘の問題点は大きく3つに分類されることがわかりました。

不満1 小さい

折りたたみ傘は携帯性を重視しているためか、とにかく全体的に小さいものが多いのです。

女性や小柄な人はよいかもしれませんが、成人男性の場合は大抵肩幅までカバーしきれません。

本降りの雨だと背中や肩、荷物ががびしょ濡れになりますので、正直言って意味をなしてません。

特に最近は小型化軽量化が重視される傾向が強く、傘本来の役割が軽視されているように感じます。

不満2 すぐ壊れる

これもまた軽量化の弊害ともいえる問題ですね。

折りたたみ傘の場合、普通の傘と比べ骨組みの作りが複雑なこともありどうしても壊れやすいです。

『従来より強度を上げた』とか『耐風性能に特化した強化骨』とか色々ありますが、所詮壊れるまでの期間が多少違うだけです。

結局、いずれも1年ちょっとで全て壊れました。

不満3 持ちづらい

3つ目は折りたたみ傘の持ち手の作りの問題です。

中には持ちやすい様に工夫されているものもありますが正直あまり多くはありません。

小型の軽量タイプは持ち手も小さく変な形状であるため持ちづらいですし、大型のタイプはその重さがネックになり、どちらの場合もしばらくすると手が疲れてしまいます。

少しの時間ならいいのですが、荷物が多いときや長時間の使用だと握力がなくなってきて手のひらが痛くなるんですよね。。。

1年使ってわかったVented Canopyが最強たる3つの理由

上記の様に今まではこの3つの問題、特に2つ目の『すぐ壊れる』がどうしても克服出来ませんでした。

その為、もはや傘は消耗品と割り切っていたのですが、なんとこのVented Canopyに変えてからは3つの問題点が全てクリアされています。

どのように解消されているか、具体的に1つずつお伝えしましょう!

最強ポイント1 ビッグサイズで成人男性でも問題なし!

僕が傘を買う時の必須条件の1つが『大きいこと』ですが、この傘はかなり大きめの作りで満足しています。

海外ブランドの傘は全体的に大きい作りになっていますが、このVented Canopyもやはり例外ではありません。

広げたときの直径は123cmとなっていて、これは一般傘の70cmサイズに相当します。

ちなみにコンビニで売っている大型のビニール傘が約65cmサイズ、100均などの安物傘は大体55cmサイズが主流ですね。

この70cmサイズは僕の理想の大きさで、過去にもこのレベルの大きさを誇るKnirpsというブランドのメンズ用折りたたみ傘をつかっていました。

この位の大きさがあれば本降りの雨でも背中や荷物が濡れるのをかなり防げるようになります。

最強ポイント2 風を逃す特殊機構で壊れにくい!

Vented Canopy最大の特徴が『2重フラップ』という機構です。

一般的な傘は1枚布を使いますが、このVented Canopyは中心部分(フラップ)と円周部分で2枚の布に分かれて重なっています。

と、言葉で説明しても分かりづらいと思いますので実際の写真を取ってみました。

こんな感じです!

totes2重フラップ

隙間を持ち上げてみるとこんな感じです。(約10cm程度生地が重なっています)

Vented Canopyフラップ

裏から見てもこのようにはっきりと隙間が空いています。

totes2重フラップ

これって何のためにこんな構造になっているか分かるでしょうか??

 

強風の日など、よく風で傘がひっくり返ってしまうことがありますよね。(いわゆるおちょこ状態

風を受けて傘がひっくり返ると無理な力が加わるため、殆どの場合骨組が曲がってしまいます。

それだけで完全に折れることは少ないのですが折りたたみの際に引っかかりスムーズに開閉できなくなる』『雨が当たりやすくなる』『見た目が不格好になる』といった問題が生じます。

すると、多くの人はそれを力づくで元の状態に戻そうとしますよね。

この『一度曲がった箇所をもとに戻す』ということをするとその部分の強度は著しく低下してしまいます。

そうなると次に強風が吹いたときや衝撃を受けた際に簡単に折れてしまうようになるのです。

傘の骨組みが折れるときはこのパターンに当てはまっている事が非常に多いです。

これは骨組の素材に広く共通する特徴であり、ほとんどの場合避けて通れません。

丈夫さを売りにしている傘であっても、一度曲がってしまえばその後は結局折れてしまいます。

風速90mなどの強風テストなどもクリアしていて耐久性には抜群の自信があるKnirpsの傘でさえ、結局は強風の日にひっくり返り骨組みが曲がってしまいました。そのときもやはり同じように曲がった部分を力づくで直しましたが、結局その後すぐに骨組みがおれてしまいました。

そこで風に耐えるのではなく風を受け流すというコンセプトで作られたのが、この『2重フラップ』という風を逃がす構造なのです。

あえて隙間を空けて風を逃すことで風圧でひっくり返るのを避けるという新しい発想なわけです。革命ですね!

ちなみに、写真の通りこの隙間は屋根瓦の様に上の部分がおり重なっているのでここから雨が進入してくることは基本的にはありません。

土砂降りの日に傾けたりすると入ってくるかも知れませんが、今の所ここから浸水したことは一度もないですね。

注意
風を受け流すといっても100%防げるわけではありません。瞬間的な強風は受け流し切れずひっくり返る可能性はあります。しかし、何度か台風レベルの強風の日にも使用していますが今の所一度もひっくり返ったり骨組みが曲がったことはありません。(もちろん多少は気を使って使用していますが)

ポイントはなるべく風に対して傘が平行になるようにすることです。こうすることでフラップの隙間から風が抜けやすくなります。

最強ポイント3 長時間使用でも疲れない、超持ちやすいグリップ!

最後のポイントは持ちやすさです。

前述のとおり、ほとんどの折りたたみ傘はグリップが持ちづらく長時間の使用では手が疲れてしまいます。

そんな中このVented Canopyは凄いです。

持ちやすい折りたたみ傘の持ち手

微妙な曲線樹脂製のラバーっぽいしっとりした質感のお陰で手にしっくりと馴染み、非常に持ちやすいです。

コレは今まで使った折りたたみ傘の中でもずば抜けてNo1ですね。

むしろ普通の傘と比べても圧倒的に楽です。

ただ、ちょっとこのストラップの位置が若干変ですが。

なぜ先端に付けないのか。。。

Vented Canopyの気になる点

そんなわけで、(僕の中で)最強の名をほしいままにしているVented Canopyですが残念ながら弱点があります。

僕にとっては許容出来る点ですが、人によっては耐え難いものかもしれません。

その弱点についても語ってみます。

気になる点1  デカくて重い

ビッグサイズの傘ですから当然折りたたんだ状態でもかなり大きいです。

3つ折りタイプですが持ち運び時の全長は約35cmほどあります。

これは一般的なビジネス鞄の横幅ギリギリのサイズです。

※それでも過去に使っていたKnirpsと比べるとやや短めです。

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重さも510gほどで、これも500mlのペットボトル約1本分ですね。

Vented Canopy 重さ

確かにこれが鞄に入っているとずっしり重量感がありますしその分他の荷物が入りづらくなるのは事実です。

少なくとも【常に鞄の中に常備しておく】といった使い方は止めたほうがいいでしょう。

これに関しては『常備用の小型の折りたたみ傘と併用する』というやり方をおすすめします。

行き帰りどちらかまたは両方が本降り予想の日Vented Canopyを使用する
行き帰り両方が小雨または降らない予想の日小型の折りたたみ傘を使用する

僕の場合は1日中雨の日でも基本的に常に折りたたみ傘です。折りたためない傘は原則利用しません。

普通の傘って電車内でも邪魔ですし置き忘れの危険性がありますからね。

気になる点2 折りたたみ時のバネが固い

Vented Canopyは折りたたみも開くときも、どちらもボタン1つで自動開閉する機能がついています。

この手のワンタッチ式の折り畳み傘によくあるパターンですが、ボタンで傘を閉じたあとに中央の支柱部分を手で押し込むという2段階の手順を踏む必要があります。

この『中央の支柱部分を手で押し込む』とき中のバネが固く非常に力がいります。

腕の力だけでやろうとすると苦労するので、地面に向けて押し込むといいでしょう。

気になる点3 付属のケースがしょぼい

付属のケースに関してはKnirpsと比べると明らかに劣ります。

Knirpsの場合ケース自体に持ち手があるので引っ張りやすく、またファスナー開閉式で取り出しやすいのですがVented Canopyのケースはそういった機能は一切ありません。

極めて単純な作りになっています。

その為、ケースに関しては取り替えることをおすすめします。

やはりおすすめは吸水型のケースですね。

これだと濡れたままでもすぐに鞄の中にしまえるので非常に重宝します。

僕は折りたたみ傘のケースは全てこの吸水型のケースに変えています。

まとめ

Vented Canopyは僕が今まで使った傘の中で使い勝手もサイズも丈夫さもトップクラスの最強折りたたみ傘です。

それでいて価格はKnirpsの約半額の¥5,000なので非常にお買い得だと思います。

1年の1/3が雨と言われる日本では傘は非常に重要なアイテムです。

使いやすい傘だと日々の通勤時もストレスや疲れを感じません。

今までの折りたたみ傘に不満がある人は是非チェックしてみてくださいね。

※ただし、女性には全くおすすめしません!

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