ノスタルジックな秘境!無人島『猿島』への行き方、魅力をレポするよ

猿島_アイキャッチ

君は東京からわずか1時間程度で手軽に行ける無人島があることをご存知だろうか。

廃墟感たっぷりのノスタルジックな魅惑の島、その名も『猿島』!

僕も先日実際に猿島に行ってきたわけなんだけど、その雰囲気はもうマニアにはたまらない魅力がプンプン。

というわけで、今回はその『猿島』についてレポしちゃいます!

猿島とは

猿島は東京湾唯一の無人島で、かつては軍の要塞として使用されていた島。

島のアチコチに軍で使われていた当時の建造物の跡がそのまま残っていて、独特の『ノスタルジック感』を味わえる。

様々なメディアの撮影にも使われていて、みんな一度はどこかで見たことがある(と思う)風景が広がっている。

島の規模は小さく全体をくまなく回っても1時間あれば十分というこじんまりしたサイズ。

道もキレイに整備されているのでスニーカーにジーンズ、シャツといった普段着で十分だし、もちろん子供やお年寄りでも手軽に散策できます。

その一方で、夏には海水浴が可能で、バーベキューや釣りなんかも楽しめるレジャーアイランドとしての一面も持っている。

無人島とはいえ、バーベキュー施設やちょっとした売店、自動販売機、それにトイレやゴミステーションなんかはバッチリ完備されているよ。

さらに夏季限定だけど、更衣室やシャワールーム、貴重品用の小型コインロッカー、それにテイクアウトレストラン『オーシャンズキッチン』という食事を取れる施設もある。

そう、本当に手軽に廃墟感とレジャー感の両方を楽しめるまさに一粒で二度おいしい島なのだ。

猿島へのアクセス

ではそんな魅力たっぷりの猿島へのアクセスを紹介しよう。

この猿島、アクセスだってバッチリなんだ。

横須賀からフェリーでわずか10分

最寄りの駅は京急線の『横須賀中央駅』。

そこから徒歩15分ほど離れた三笠公園に隣接している三笠桟橋からフェリーで10分ほどという手軽さだ。

それほど大きなフェリーじゃないけど、外洋じゃないので船もほとんど揺れないよ。

船の時刻表

夏季(3/1~11/30)と冬季(12/1~2/末)で時刻表が異なるので注意が必要。

夏季(3/1~11/30)のフェリー時刻表

毎日運行

三笠発(猿島行き) 猿島発(三笠行き)
8:308:45
9:309:45
10:3010:45
11:3011:45
12:3012:45
13:3013:45
14:3014:45
15:3015:45
16:3017:00

朝8時から17時までに1時間に1本のペースで船が出ている。

冬季(12/1~2/末)のフェリー時刻表

土日祝のみ運行

三笠発(猿島行き) 猿島発(三笠行き)
9:309:45
10:3010:45
11:3011:45
12:3012:45
13:3013:45
14:3014:45
15:3016:00

12月~2月の間は土日祝日だけしか運行しない上、本数も少なくなっているので要注意。

ちなみにあまりにも人が多くて乗り切れないときは臨時便も出るよ。

料金

フェリーの料金は往復で大人1300円、小学生以下は650円、小学生未満は無料。

チョットお高め。

で、実は島に入るにはさらに別途入場料が必要になるんだ。

それが大人200円、小中学生100円。

これはフェリーのチケットを買う際に一緒に徴収される仕組み。

というわけで最終的な料金は以下のようになる。

大人(中学生を除く15歳以上)中学生小学生小学生未満
1500円1400円750円無料

玄関口 三笠公園

ちなみに猿島にアクセスする玄関口となる三笠公園だって名所なんです。

その名の通り、戦艦三笠が公園内にドーン。

三笠公園

しかもこの三笠、なんと船内に入れるんだ。

三笠案内図

あ、ちなみに中に入る場合は入場料かかるからね。(大人¥600。こっちも結構高い)

興味ある人は、セットで行ってみてね。

島での食事について

前述の通り、夏であれば食事はかなり充実している。

オーシャンズキッチンメニュー

無人島にも関わらず意外とリーズナブル photo by TRYANGLE WEB

飲み物メニューはこんな感じ

【ドリンク&アイスメニュー】

●無人島SARUSHIMAビール(550円)

●生ビール(アサヒスーパードライ)(600円)

●猿島焼酎(麦)(600円)

●カチわりワイン(赤・白)(600円)

●ハイボール各種(600円)

●ウーロンハイ / オレンジハイ(600円)

●レモンサワー(600円)

●ノンアルコールビール(アサヒドライゼロ350ml缶)(260円)

●海軍銘水(500ml)(200円)

●ソフトドリンク(M300円、L600円)

●かき氷(各350円)

●ロックアイス(1kg)(300円)

こっちも中々リーズナブル、かな。

ただし、夏以外は島内での食べ物はほとんど手に入らなくなるので注意が必要。

その場で食べられるのは売店にはちょっとしたお土産のお菓子くらいなので、じっくり散策するつもりならば食べ物は予め持ち込もう。

猿島の魅力・見どころをレポ!

それではおまたせ!実際の猿島の見どころ、スポットをご紹介するよ。

島内はこんな感じ。

猿島案内図

小さくて見づらいけど、基本的には島の中心部を一周するように歩道があるからその通りにぐるっと回ればOK。

そもそも整備されている歩道以外は進入禁止だから、勝手に山の中に入っちゃダメ!

各種施設は基本的に全てフェリー乗り場近くに集まっているから、島の奥の方はトイレとかはない。

猿島 売店

島内の見どころをいくつか紹介しよう。

具体的な場所を載せたり、言葉で説明するよりも、島内の写真を載せたほうが雰囲気が伝わると思う。

猿島島内

猿島島内

猿島島内

猿島島内

猿島島内

猿島

猿島島内

猿島島内

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猿島島内

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どうだろう?ノスタルジックな魅力が感じられないだろうか?

いずれも歩道に従って島内をぐるっと回れば、順に散策出来ると思うので実際に行ってみれば場所はすぐに分かるはず。

猿島はラピュタとか軍艦島とか言われているらしい

実はこの猿島、ネット上では『リアルラピュタ』とか『関東の軍艦島』なんて言われているそうです。

確かに独特の雰囲気はどこか現実離れしていて、不思議な魅力があるのは事実。

残念ながら僕は軍艦島もラピュタも行ったことがないので、どの程度本家と雰囲気が似ているのかはわからないけど、個人的にはあまりラピュタ感は感じなかったかなあ。

同じくラピュタっぽいと言われているカンボジアのベンメリア遺跡の方がずっと似てると思う。

軍艦島ってのは何となく分かる気がするね。

とにかく、これらのキーワードで思わずワクワクしちゃう人にはたまらないスポットであることは間違いないと思うよ。

注意事項・気をつけること

最後に猿島に渡る上で注意すべき点も紹介しておくよ。

島内では宿泊は不可

この島には宿泊施設は無く宿泊は禁止。もちろんキャンプだってNGだ。

最終便に乗り過ごした場合、島内から緊急連絡が出来るようになっているんだけど、その場合個別の料金が徴収される(もちろん高額!)ので時間にはくれぐれも気をつけよう。

ちなみに、フェリーのチケットは往復なので、行きと帰りそれぞれの数はちゃんとチェックされている。

だからわざと乗り遅れてこっそり野宿しよう、なんて悪いこと考えるとバレて痛い目にあうよ!

(それに明かりを使えばすぐにバレちゃうし)

バーベキュー用品の持ち込みは不可

バーベキューを楽しめるが、実はコンロやグリル、炭などの持ち込みは不可(食材は持ち込み可)

島内でバーベキューをする場合、必ずその用品はレンタルする必要があるんだ。

料金はこんな感じ。(2017年度時点)

<バーベキュー用品の1例>

レンタル品料金
BBQセット一式(コンロ、網、調理器具、他)3500円
折りたたみテーブル(120cm×60cm)1000円
チェア(1脚)300円
木炭・着火剤セット1300円
焼きそばプレート(45cm×40cm)300円
網(45cm×40cm)300円
クーラーボックス(33L)1500円
使い捨ての皿50円
使い捨てのコップ20円
割り箸(2膳)10円

こちらも割とリーズナブルな方じゃないかな。

また、浮き輪(800円)やパラソル(1500円)、釣り竿(ロッド&リール・餌付き)(2000円)などもあるよ。

雰囲気を味わいたいならば夏は避けること

これだけアクセスもよくお手軽に無人島でバーベキューや海水浴を楽しめるとあって、夏になればそれはもう大人気。

その為「レジャーには興味はない!雰囲気をじっくり味わいたいんだ!!」という人は夏やGWの時期は避けたほうが無難。

大混雑してたら雰囲気もなにも無いからね。

そういう人はやっぱり冬がおすすめだよ。

今回僕が訪れたのも2月なんだけど、人が少なくてゆっくりと散策できたしね。

まとめ

というわけで、東京からのアクセスもよくお手軽に秘境気分を味わえる猿島の魅力をお伝えしたよ!

興味がある人はぜひ一度行ってみてね!

おしまい

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