いきなりですが僕は車を持っていません。
維持費も高いし、東京の場合大半の移動は電車やバスで十分だからね。
だから、たまに数人で遠出するってときにはレンタカーを借りることになる。
今まで何度かレンタカーを利用してきたなかで、自分の中じゃ常識だと思ってたけど周りの人に話したら意外と知られていないことって結構あった。
今回はそんなちょっとしたテクニック?裏技?的な話をまとめてみた。
君も知らない意外なワザがあるかもしれないので、是非見ていってほしい。
きっと役に立つはず。
1.当日出発が早い場合は前日の内に借りておく
例えば、レンタカーの営業所の営業時間が8:00~22:00という場合があるとします。
そういった店で一日レンタカーを借りる場合、普通は8:00~22:00という時間帯で予約すると思う。
でも、どうしても営業時間開始よりも朝早く出たい!という時があるよね?
休日なんかは出発が遅くなれば道も混むしね。
そんな時は、前日の22:00~当日の22:00にして予約しちゃうというテクニックがある。
そうすると前日の夜から借りておけるから、あさイチで出発できる。
多くのレンタカーでは、料金設定が6時間、12時間、24時間の3パターン。あとは+1日または+1時間ごとに追加料金って設定になってる。
前日の夜から当日の夜までだと時間としてはきっかり24時間なので、結局8:00~22:00で14時間借りる場合と同じ料金なんだ。
借りる時間帯 | 実際の時間 | 料金プラン | |
---|---|---|---|
通常 | 8:00~22:00 | 14時間 | 24時間 |
裏技 | 22:00~22:00 | 24時間 | 24時間 |
※ちなみに12時間プラン+2時間を追加料金で借りた場合、大抵のレンタカーの場合24時間プランよりも高くなる。
なお、このテクニックを使う場合、夜間の駐車場の確保という問題がある。
ただし、夜間は駐車料金も安いから自宅近くのコインパーキングに翌朝まで停めてもせいぜい500~1200円程度ですむはず(都内の一般的な場所ならば)。
ちなみ僕の場合はマンションの大家さんに相談して夜間だけ来客用の駐車場に止めさせてもらった事があるよ。
朝早く出発する場合、相談すれば対応してもらえる可能性もある。
2.大手の場合、細かい傷は基本請求されない
借りる前に必ず車体の傷チェックをするんだけど、慣れてない人は心配して細かい傷までしっかりチェックする。
気持ちはわかるけど、正直言って店員さんはそこまで細かく見てない。
大手のレンタカーの場合(特にトヨタとか日産とか)、明らかに擦ったりぶつけたりした場合を除いて、細かい傷に関して請求されることはまずない。
砂利道や高速道路を走っていると細かい傷は自然と付くからね。
あまり神経質になっても時間のムダなので、サクッとチェックしてさっさと出発しよう。
ただし、格安レンタカーはその限りではないので注意。
3.格安レンタカーはリスクがあることを自覚する
世の中にある格安レンタカー。安いのにはそれなりの理由があるわけです。
僕もお金がない頃はよく使っていたんだけど、最近は大手しか使っていない。
僕の経験上、格安レンタカーの場合、まず車体が古く走行距離が長い。
さらに十分なメンテがされていない可能性が高い。
特にタイヤの溝とか空気圧とか、エアコンの効きが悪いとかナビが古いとかワイパーが効きづらいとか。
こういった点は実際に走ってみないと気が付かない事が多い。
一人で乗る場合はまだいいんだけど、ほかの人を乗せる場合は結構気になるよね。
タイヤの溝や空気圧なんかは雨の日などリアルに危険だったりする。
それにメンテナンスされていない車は燃費も悪いのでガソリンの消費量だって多くなる。
しかも営業所は駅から遠かったり、営業時間が使いづらかったりするし、免責補償料やその他のオプションが大手より高かったりすることもある。
コレがバカにならない。
免責補償料で一日辺り+2000円とか取る格安レンタカー店もあるんだ。
また、前述のとおり、傷に関しての判断基準も厳しい場合が多い(これは店や担当者によるけど)
例を挙げると、ニ〇ニコレンタカーで不可抗力による飛び石の小さな傷が請求対象になってもめたことがあるらしい。
そういった点を加味すると、もはや格安レンタカーほとんど料金面でのメリットもなかったりするんだよね。
4.ガソリンの給油口の方向はガソリンメーターに書いてある
これも以外と知らない人がいるんだけど、レンタカーで初めて借りた車ってどっちに給油口があるかわからなくてガソリンスタンドでテンパることあるよね。
じつは給油口ってメーターに記載されてるんだ。
こんな感じで矢印が書いてあるからどっち側か一発でわかる。
これでいちいち降りて確認しなくて済むね!
5.返す際にガソリンを満タンにするときは「オートストップで」と言うこと!
これ、周りでだれ一人知らなかった話。
レンタカーを返す際に、ガソリンを満タンして返すんだけど、ガソリンスタンドで普通にレギュラー満タンって言うとギリギリまでガソリンを入れられる。
でも予め「オートストップで」というと自動停止した場所で終了になる。
これはガソリンを入れるノズルの部分にセンサーが付いていて、ガソリンが先端に触れると溢れないように自動でストップする仕組みのことなんだけど、実際にはノズルの長さ分まだタンクに入る余裕はあるんだ。
なので、本当にギリギリまで満タンにしたい場合は、一度オートストップで自動停止した後にちょっとずつノズルを引きながらさらにガソリンを足していくことになる。
この分の差が意外と大きいんだ。
実はガソリンメーターそのものは、このオートストップの位置で満タン表示になるんだ。
つまりこの位置こそが本来の満タンの水位であり、それ以上入れる必要はないわけだ。
これは実際に大手のレンタカーでも推奨されている。
レンタカーの店員さんにも確認したが、はっきりと「溢れることがないよう、オートストップ以上は入れないでください。」って言われた。
実はこれでざっと500円~1000円くらいガソリン代に差がでるので以外と侮れないのだ。
6.駐車が苦手なときは営業所の前に止めてお願いする
これは主に営業所が狭い時や駐車が苦手な場合に使えるワザなんだけど、無理して中に駐車するところまでやらなくていい。
もちろん、大抵の場合誘導してくれるんだけど、苦手だったらさっさと目の前の道路に停車して係りの人に代わってもらった方がいい。
これも実際に店員さんに聞いた話だけど、運転苦手な人が変な位置にとめたり時間かかるよりは任せてくれた方がいいそうだ。
焦って変な風に止められるよりも、その後の傷チェックもやりやすいんだって。
最後の最後に焦ってぶつけたりしないよう、苦手な場合はさっさと店員さんにおまかせしちゃいましょう。
7.沖縄や北海道で夏にレンタカーを借りるときは市内で!
夏のハイシーズンの沖縄や北海道だと、空港でレンタカーを借りる際にものすごく混雑するよね。
大抵の場合、空港から車で移動したのちにレンタカーを借りることになるんだけど
シーズン中は大混雑で、実際に借りれるまで1時間とか待たされるのはザラだったりする。
そういう時は空港から電車やバスで市内まで移動して、はじめから市内で借りた方が楽だし早いんだ。
行きたい方向が市内と逆って場合はちょっと使いづらいけど、一つの手段として覚えておくといいよ。
もちろん、借りるときに混むってことは返す時も混むってことだからね。
場合によっては帰りの飛行機に乗り遅れるなんてことも・・・。
8.どうしても営業終了時間に間に合わない場合はあきらめず電話する。
元々営業終了時間まで借りていた場合に、帰りの高速が予期せぬ事故渋滞が発生して返却時間に間に合わない!なんて時もあるよね。
24時間営業のレンタカーなら多少遅れても延滞料金はわずかだけど、そもそも営業時間を過ぎてしまう場合はさすがに焦る。
そういう時は、遅れそうと思った時点でまずは早めに営業所に電話する。
店によっては駐車場に止めておいて、専用のポストやロッカーに鍵を入れておけばOKと言ってくれる『場合も』結構ある。
僕の場合、かつてマ〇ダレンタカーで借りた際、事故渋滞で返却時間に間に合わなかった際に実際にこういった方法で見逃してくれたことがある。また、15分くらいなら待ってますとも言ってくれた。
た・だ・し!あくまでもそういったこともありえる、という話です。確実にOKというわけじゃないし、ダメだった場合でも恨んじゃだめ。
とにかく、当初の予定から遅れそうな場合はどっちみち迷惑をかけることになるので必ず連絡しよう!
まとめ
というわけで、レンタカーを借りる際に役に立つかもしれないちょっとしたテクニックや事例をご紹介した。
中には初めて知ったという話もあったかもしれない。
もし今度レンタカー借りる機会があれば、参考にしてみてほしい。
少しでもお役に立てれば幸いです。
おしまい