存在感がある人と無い人の違いと特徴を考えてみた

存在感がある人ない人の違い

学生の頃も社会人になっても、多くの場合集団の中で生活するというのは避けて通れないもの。

そんな中で【存在感がない】という悩みを抱えている人は多いと思う。

以前も『影が薄いという悩み。なぜ話しかけても気付かれないのか?』という記事を書きました。

そのときには『周りに気付いてもらえない!』という人の原因について掘り下げてみた。

今回は、存在感がある人とない人の違い、という観点でもう少し考えてみました。

同じ悩みを持つ人に是非見てもらいたいです。

存在感がある人の特徴

気付いてもらえない、というのはそもそも相手にその存在を認識してもらえていないということだと思う。

つまり『影が薄い』ということだ。

従って、なぜ影が薄いのか?を考える必要があります。

個人的には存在感がある人というのは単に声が大きい人というわけではないと考えている。

ズバリ的確なタイミングで的確な発言をできることではないだろうか?

実のところ、重要なのは声の大きさやトーンではなくてその発言内容だと思うんだ。

存在感がある人は、周りに人が集まる。

なぜ集まるかというと、その人の発言に注目しているからだ。興味を持たれているのだ。

それは会議中の意見であったり、雑談中のツッコミやリアクション、あるいは人への問いかけ。

そういったものが周りの人間に刺さる内容だから、その人の次の言葉も聞きたいと思ってもらえる。

そうなれば自然とその存在を認めてもらえる。

存在感がない人の特徴

では逆に存在感がない人はどういった特徴があるのか?

まさに存在感がある人と真逆なんじゃないだろうか。

つまり、発言内容が的確ではなくまわりの人間の心に刺さらないから興味を持ってもらえない。

自分ってなんか存在感がないんだよなーと思っているそこの君。(と言うか僕)

君の発言は周りの人間に刺さっているだろうか?

君が何か発言したときに、周りの反応がイマイチだったりしないだろうか?

だれかの言動に対し、ちゃんと反応し的確なアクションを返しているだろうか?

自分が言いたいことだけ喋って、聞く相手のことを考えず、興味がない話題には加わらない。そんなことはないだろうか?

そんなことが続けばきっと君の発言力はどんどん低下していく。

やがてその発言、ひいては君自身に興味を持ってもらえず、やがて存在感が薄まっていく。

もちろん『そもそも発言しない』『反応しない』というのはスタートラインにすら立っていないことになるわけだ。

この【発言すること】の重要性については『消極的で自己主張をしないおとなしい性格は悪なのか』でも掘り下げてみました。

存在感を出すためにはどうすればいいのか

この記事を読んでいる君は少なからずもっと存在感がある人になりたい、と考えているはず。

ではどうすればいいのか?

答えは簡単。存在感がある人の真似をすればいい。

「うおおおい!!それが出来るなら苦労しねええええええ!!」

うん。

その通り。

本質はそこである。

君が存在感がある人と同じ様な言葉遣いや同じようなツッコミ、同じような発言を猿真似したところで大した意味がないことは想像がつくだろう。

いや、むしろ周りには違和感しかないはず。

的確な発言やキレの良いツッコミ。効果的なリアクション。

これらは一朝一夕に真似できるものじゃない。

が、ある程度参考にして近づけることは出来る。

存在感がある人に近づくための第一歩

そう、いきなり真似することは難しいのでまずはじっくりと観察することから始めよう。

というわけで、まずは存在感がある人の発言や行動をよーく観察してみる。

どんなタイミングで発言しているのか?

人のどんな言葉に対して反応(レスポンス)しているのか?

どのように話しかけているのか?

まずはじっと観察して発言のタイミングやアクション等の『発言のきっかけ』を掴み取ろう。

存在感がない人はその発言のタイミングや入り方が下手なために最初のきっかけに失敗している場合が多い。

発言力のある人を観察すればそのきっかけの掴み方の違いを感じることが出来るだろう。

まずはそこを盗むのが第一歩だ。

存在感がある人に近づくための第二歩

きっかけを上手くつかめるようになったら、次はいよいよ発言内容だ。

はじめに言うと『的確に本質をついた意見』とか『相手を感心させる一言』とか『周りを爆笑の渦に巻き込むボケ』というのは出来ない人はずっとできない。

もちろん僕も出来っこない。

これらは0から1を生み出す言葉であり、非常に難易度が高い。

そこを狙うのではなく誰かの言葉に対するリアクションを磨こう。

こちらのほうが簡単で、存在感や好感度を上げやすいのだ。

基本的に人というのは話をしたい、自分のことをわかってほしいという欲求を持っている。

従って話すよりも聞く事がうまいほうが、相手にとっては心地よいと感じる。

そのために一番手っ取り早い方法は相手の発言しっかりと拾ってリアクションすること。

それには周りに対し意識を向ける必要がある。

つまり前提として他人に興味をもつこと、というのがポイントになるわけです。

そうすれば自然と他人の発言や行動を観察するようになる。

なにもうまいことを言う必要はない。

ただ相手の発言をしっかりと受け止めて、相手が何を言いたいのか?を考えれば良いリアクションがきっと言葉にでてくるはず。

まとめ

存在感の有無は決して声が大きいことや派手なこととイコールではない。

それよりも重要な事はその発言内容や相手の話を聞く力なんじゃないだろうか。

周りに一目置かれるような発言はなかなか簡単には身につかないが、聞く事はそれよりもずっと簡単だ。

聞く事の本質は相手に興味をもつことにほかならない。

言ってしまえば『自身の存在感がないという人は、その人にとって他人の存在もまた薄い』ということだと思う。

まずは他人に興味を持ち、他人を観察し、他人の言葉をしっかりと聞いてあげる。

最初は難しいと思うが、これらは繰り返していくことで確実に慣れてくる。

そしてやがて自然にその考え方が身についた時、きっと君の存在感は確固たるものになっているだろう。

参考になれば幸いです。

おしまい

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