よう!今日もスーツでお仕事がんばってる?
まともな思考能力があればスーツの中には当然シャツを着るよね。
そう、WEBマッケッター・ボーンでもない限りは。
ただ、シャツは洗濯だけだとどうにもシワが目立つよね。
最近は形態安定のシャツとか多いけど、それも時間とともに段々が効果が消えてきて半年もたつと普通にシワだらけになってくるよね。
まあ、別にそのまま着てもいいっちゃいいんだけどなんかみっともないんだよね。
でも毎回クリーニング頼むと結構高いし・・・。じゃあやるか?自分でやってみるか?
しかしなかなか男で自分でアイロンかけてます。なんて奴いないだろう。
僕もどうやってやるのかさっぱりわかんないぜ??
つーわけで、もし素人の僕がアイロンがけやったらどうなるのかを検証してみたよ。
「昔からアイロンがけって興味あったんだよね」とか「そろそろいい年だし、アイロンがけ位覚えてみようかな」なんて考えてる諸君。参考にしてみてね。
アイロンがけを始めるにあたっての準備
・手順を予習しよう
まずは動画が写真で手順を予習しておく。やっぱり動画が一番わかりやすい。
僕が参考にしたのは以下のサイト
基本的な流れは決まっていて、えり→肩→手首→そで→右前方→背中→左前方の順にかけていくらしい
ポイントは小さい所を先にやって、大きい所は後からって点だね。じゃないと、せっかくアイロンかけたところがあとからまたシワになっちゃう可能性があるんだって。
なるほどねー。イメージ的には逆だと思ってた。
・道具を用意しよう
必要なアイテムはこれ
- アイロン
- アイロン台
- 霧吹き
とりあえずこれだけあればOK。アイロンは以外と安くて2000円もだせば普通に買える。
ちなみに写真のやつは家にしまってあった古いやつ。10年以上前の代物だが普通に使える。
アイロンがあるくせに何故かアイロン台が見当たらなかったので仕方なく購入。近くのホムセンで3000円くらいだったかな
アイロンのスチームでもいいんだけど、霧吹きはあった方が楽。これもホムセンで300円くらい。100均でも売ってるけどダ〇ソーで買ったら不良品だったからおとなしく返品してホムセンで買いなおした。
あと、仕上げ材とかあった方がパリっとするのかもしれないけど、とりあえず今回は無し!まずは水だけでやってみよう。
実践
・初回
手持ちのシャツから一枚選んでスタート!
うーん、こうして見るとシワだらけ。
一応形態安定なんだけど、もうほとんど効果なくなってるね・・・。
今までこれでそのまま着てたのか。社会人としてちょっとやばいね。
さて、いったいこれがどうなるのか。
まずは丁寧にエリからかけていきます。裏側→表側の順に丁寧に。これは簡単。
次に、肩ヨークとよばれる両肩~背中上部にかけてをチャレンジ。
さきほどと違って立体的なためこまめに位置を変えながらアイロンをかける必要があるのだが、これが難しい。
肩部分をうまくアイロン台のヘリに差し込む必要があるんだけどなんか変な形のアイロン台なのでうまくはまらない。普通の形状のほうがよかったかも。
あんまりうまくかけられなかったけど・・・。続けて袖の部分に行きます。
カフスの部分はやっぱり簡単。だけど袖のタックが入っている部分がなかなか難しい。そこさえいければあとは袖の付け根までは割と簡単だったよ。
反対側の腕も同じように・・・。
さて、そしたら今度は身頃と呼ばれるメイン部分に移るよ。まずは右前方から。
アイロン台がちっちゃくて全身が入りません。ここは見た目通り割と簡単。シワがキレイに伸びていくので気持ちがいい。
やっかいなのはわきの下から横っ腹部分。この辺りは少しずつやってくしかなさそう。
このシャツはなんか背中にダーツが入っているので微妙にまっすぐ伸びない。ちょっと苦労するね。最近のスリムシャツはみんなこんな感じなのかも。
同じように反対側もわきの下をかけて・・・。
左の身頃をかければ・・・。
じゃじゃーん、完成!
えー・・・。け、結構シワ残ってねえか??
で、かかった時間はというとなんと『45:10』!
かかりすぎじゃない?って思いますよね?僕も思います!!なんだよ45分って、サッカーかよ!!
言い訳させてもらえれば、初回はいまいち手順が頭に入っていなくてちょいちょい動画で再確認したり、ブログ用に写真撮ったりしてたんで時間かかっちゃいました。
でもね、全体の流れはわかったんで次は一気に短縮しますよー!
・2回目
今回料理するのはお前だ!
同じようにアイロンをかけていく・・・。今度はだいぶスムーズ。2回目で手順は大体覚えたので、もう動画を見ながら作業しなくても大丈夫。
とはいえ肩ヨーク部分が鬼門。ここが本当に難しい。コツがいるなあ。。。
なんだかんだでタイムは『24:45』
うーん、これでもまだかかりすぎでねえか?まだしわもあるね。
背中側って結構見落としちゃうんだよね。アイロン台で伸ばすとシワがみえなくなっちゃうからさ。。。(言い訳)
・3回目
気を取り直して3回目のシャツはこちら。これもいい感じにシワだらけだねえ。
で、過程をすっ飛ばして、完成したものがこちら。
なんか結構シワが残っている。これはたぶん水が足りてない。しっかりと濡らしてからアイロンがけしないとシワが伸びてくれない。
あと、アイロンかけた直後のまだ熱いうちにぐしゃっとつぶしちゃうとまたすぐシワになる。
どうやら、アイロンかけた後は少し熱が冷めるのを待ってから次のパーツに移った方がいいみたいだね。
ちなみに3回目のタイムは『17:12』
順調にタイムが縮んでるね!
・4回目
これが
こうなる。
段々左手がうまく使えるようになってきたのを自覚する。最初の頃なんて左手は使ってなかったからね。
あと、アイロン台自体を回したり移動させることでやりやすくなったし、水加減も段々わかってきた。
ちなみに一度も火傷はしていない。さほどビビる必要はなさそうね。
でもタイムは『17:50』まさかのスピードダウン。
ちょっと丁寧にやりすぎ&冷めるのを待ちすぎ。これが原因だろう。次はもう少し適当でもいいのかもね。
・5回目
Before
After
タイムは『14:21』
カフスの裏を省略したり、袖のアイロンを両面から片面にすることで大幅スピードアップ。
基本的には目立つ部分を中心にやっていけばそれだけでだいぶ見栄えがよくなる。
もっと続けていけばさらにスピードアップできるんじゃないかな。
終わってみての感想
とりあえず1週間分の5着が終了。
初回に比べるとだいぶ早くなったし、結構すぐに慣れる。たぶんこのまま何回かやれば10分は余裕で切れると思う。
あとね、個人的な感想としてはシワがどんどん伸びていくのが面白いし、アイロンかけてパリッとしたシャツってやっぱり気持ちいい!最初だけかもしれないけど全然苦痛じゃなかったよ!
毎回クリーニングだしてたらお金かかるし、クリーニング屋まで行く手間を考えたら僕は自分でアイロンがけした方が全然いいな!ってのが正直な感想。
ただ、これを何日も続けていったらだるくなってくるのかも・・・。
でもまあ、ちょっとでも興味あったら是非とも自宅でアイロンがけ、やってみてね!
アイロンがけができる男子って結構ポイント高いかもヨ~
<PS.このままもう少し続けてみて、後日追記するよー。>
※3/14追記
1か月ほど続けてみた。
今ではだいぶ早くなって、1着3分位で余裕でいける。
ポイントは目立つ部分だけをかけること!
左右の身頃と後ろ、そして腕だけで十分である。
カフスや肩ヨーク、えりといった細かい部分は省略してもさほど影響はないよ!
それだけで十分すっきりとするので、ぜひやってみよう!
シワが伸びてくのは気持ちいいゾ~!
おしまいだ!