色々とやらなきゃいけないことがあるんだけど、どーにもやる気が出ない・・・。
やばい、あれもこれもやらなきゃいけない。でもどこから手を付けよう!?
そんな時ってたまにある。
動かなければならないことはわかっているんだけど・・・と、気が付けばどんどん時間だけが過ぎていく。
そういうときどうすればいいのか。
僕流の対処法をまとめてみた。
参考にしてみてほしい。
- まずはやるべきことを可視化する。
- とはいえやる気が出ない場合
- しかしやる気が出ない場合
- それでもやる気が出ない場合
- さりとてやる気が出ない場合
- 最終的には必要性を再確認し、場合によってはタスク自体を削除する。
- まとめ
まずはやるべきことを可視化する。
例えばこんな休日の昼下がりの状況。
あー、買い物行かなきゃいけないし、確定申告もしなきゃ。あと山田さんに電話して、Amazonで本を注文して、自転車のパンク修理もしなきゃ。あと風呂掃除もあった。
うーん・・・。でも外寒いし面倒くさい・・・(ダラダラTVをつけながらインターネッツ!)
あらあら。やるべきことがたくさんあるのに動けませんねえ。
あるよねー。わかるよー。
ではこんなときどうすればいいか。
具体的な手順を示してみよう。
1.外部の雑音をカットする
ダラダラ過ごしてしまうときと言うのはたいていTVを見てしまったり、スマホでネットサーフィンしたり、手元の漫画をよんでたりと余計なインプットがあるためにそちらに気をとられている状態だ。
TVの場合は言わずもがな。ネットサーフィンだってこういう時は自分から検索するというよりもリンクをどんどん辿ってしまうという場合が多い。
これは手段を活字に変えただけで、情報を受動的に受けているという点ではなにも変わらない。
そこで、まず外部からの余計な情報源をカットすることが大事だ。
たとえるならば情報が蛇口からどんどん流れ出てくる状態になっているので、まず蛇口をキュッと閉める。
TVは消して、ブラウザも一度閉じよう。漫画や雑誌は本棚にしまう。
これで準備は完了だ。
2.タスクを一覧化する
次は実際の作業をタスクとして一覧化しよう。
例としてはこんな感じかな。
- 買い物に行く
- 確定申告する
- 山田さんに電話
- Amazonで本の注文
- 自転車のパンク修理
- 風呂掃除
さあ、これでやるべきことが一覧化されたね。
つぎはこれらのタスクに優先度を振っていこう。
3.タスクに優先順位をつける
そのタスクの期限や重要度をもとに優先順位をつけよう。
まずは期限の短いものから優先度が高いと考えればいいだろう。
- Amazonで本の注文
- 山田さんに電話
- 風呂掃除
- 自転車のパンク修理
- 買い物に行く
- 確定申告する
例えばこんな感じかな?
もし同じような優先度のタスクがあった場合はすぐに終わるものを上位にするといい。
4.タスクを細分化する
そのタスク自体が面倒と感じられるならばさらに細かく分けることでハードルを下げることができる。
例えば、風呂掃除の場合は以下のように細分化することができる。
- 風呂場に行く
- 湯船の水を抜く
- 棚からスポンジと洗剤をとりだす
- 裸足になってズボンのすそとシャツのそでをまくる
- スポンジに洗剤を付ける
- 壁をスポンジで磨く
- 床をスポンジで磨く
- 湯船をスポンジで磨く
- 椅子や洗面器をスポンジで磨く
- シャワーで流す
- 後片付けをする
こうすれば一つ一つの作業のハードルがぐっと下がるはずだ。
『風呂場に行く』『湯船の水を抜く』『棚からスポンジと洗剤を取り出す』どれもこれも簡単なことだよね?
そうして一個ずつこなしていけばいつの間にか君はスポンジを持って風呂場にいるだろう。
そこまで来たらもうあとは掃除するだけだ。おぜん立てはすべてそろっているし、そこからやめる方がかえって面倒だろう?
5.終わったタスクはチェックしていく
こなしていったタスクはチェックするなり二重線で消すなりしてクリアしていこう。
そうすることで全体の内どの程度まで進んだかが見えてくるし、作業をこなしていく達成感を感じられる。
半分くらいまで進んだころにはさっさと残りの作業も終わらせてしまいたい、という気持ちになっているはず。
こうなればしめたもの。最初のやる気のなさはどこかに行ってしまってる。
とはいえやる気が出ない場合
さて、基本的な進め方はこんな感じだが、実際にはそれでもうまくいかない場合もある。
例えば、いざ作業をこなそうとすると別のことを考えてしまい、集中できないという場合だ。
これは実は頭の中に潜在的なタスクが存在しているという可能性が高い。
まずはこのタスクを洗い出してやる必要がある。
というわけで勝手に考えてしまう『別のこと』を洗い出してみる。
例えば『うまい棒がたべたい』『明日の飲み会の服何着ていこう』『来週のスピーチ緊張する』など。
明日の飲み会ならば
『着ていく服のコーディネートを考える』
『実際に服を用意する』
来週のスピーチならば
『何を話すかを整理する』
『事前にシミュレーションしてみる』
といった具合だ。
スピーチの様に、漠然とした不安がある為ついそのことを考えてしまうという場合は、やるべきことを整理すればそれだけで気が楽になり、もやもやが晴れるのではないだろうか。
後は同じように一覧化したタスクとして並べ優先度をつけるだけだ。
しかしやる気が出ない場合
頭の中にある表面化していないタスクも含めてやるべきことを整理した。
しかし、それでも実際に何から手を付ければいいかわからない場合もあるだろう。
これは実際に各タスクの具体的な作業内容がイメージできていないということだ。
今回の例で言うと『確定申告する』などがあげられる。
実際にやったことがない人だと具体的にどうやればいいのかがわからないはずだ。
従って実際には『確定申告に必要な作業を確認する』という事前準備タスクが実は必要なのだ。
これが抜けているので一覧に追加する。
必要な作業を確認するというタスクが終われば、『確定申告する』というタスクも細分化できるだろう。
あとは同じように一つずつこなしていけばいい。
この様に表面化していないタスクを上げていくと、どんどん数ばかりが膨らんでいくイメージを持つかもしれない。
しかし増えているわけではなく見えなかったものを可視化しているに過ぎないのだ。
これによって実は想像していたよりずっと作業量が多きことに気づき、改めてスケジュールを引きなおすといった手段もとれるようになる。
それでもやる気が出ない場合
今までのパターンはいずれもタスクの洗い出しが不十分であったためにやる気が起きないという例だった。
もう一つ、苦手意識があり精神的なブレーキがかかっているという場合もある。
例えば『山田さんに電話する』タスク。
実は自分でもはっきり意識していなかったが実は深層意識で山田さんに苦手意識を持っているのかもしれない。
その為、山田さんに電話するという作業が思いのほかハードルが高くなって躊躇してしまうのだ。
この場合もタスクの細分化で(半ば無理やり)解決することができる。
『電話番号を入力する』
『用件を伝える』
このようなタスクに分けるのだ。
ポイントはその時作業しているタスクだけに集中すること。
つまり電話番号を入力するときは正しく番号を入力することだけを考える。
電話がつながったら後は出たとこ勝負で用件を伝えるのみだ
ちなみにこれは気になる子をデートに誘う場合などにも使えるテクニック(?)だ。
僕も実際にこれで突撃したことがある。
考えすぎると動けなくなるので、スタートの合図と走り出してからのことを切り離してしまうのだ。
とりあえずスタートすればあとはもう走るしかない。
まあうまくいくかどうかは保証しないが、動くための方法としては有効だと思う。
さりとてやる気が出ない場合
さて、ここまでしてもやる気がでないという場合はどうしよう?
頭を強制的にダラダラモードからやる気モードに切り替える必要がある。
つまり今の状態を一度リセットすることだ。
具体的には顔を洗ったり、着替えをしたり、机の上を整理したりといったことで、切り替えのきっかけを作る。
家の中でダメならば散歩したり、外で出来る作業ならカフェや図書館に行くのもいい。
それまでのダラダラした状態と同じ環境のまま、頭だけを切り替えることはなかなか難しい。
実際の行動を伴ってスイッチの切り替えを行う必要があるのだ。
最終的には必要性を再確認し、場合によってはタスク自体を削除する。
それでもダメだというのならば、そもそも本当にその作業はやる必要があるかを疑ってみよう。
『もしその作業が期限までにできなかったらどうなるか』
『もしその作業を期限までにこなすことができたらどうなるか』
この2つの観点で考える。
成功時、失敗時それぞれのシミュレーションだ。
そこを具体的にイメージしてもなお、やる気がでないということは、それはもうよっぽど君の中で重要度が低いタスクなのだろう。
そのレベルならばもう放置してかまわないと思う。
例えば学校の宿題であったり、気になる子へのデートの誘いであったり、ブログを書くことであったり・・・。
仮にできなかったとしても別にちょっと怒られるだけだし、別に他に女は沢山いるし、まあブログは強制じゃないし。
ということで黙ってそのタスクを二重線で消してしまおう。
まとめ
どうだろうか、僕流のやる気スイッチの入れ方を整理してみた。
改めてまとめてみると以下のような感じになる。
- まずはやるべき作業を可視化する
- 優先度をつけてそれに従ってこなしていく
- 個別の作業のハードルが高ければ細分化して低くする
- 実は潜在的なタスクがないか再整理する
- 苦手意識があるタスクは苦手部分とそれ以前の部分とを分けて、1つずつ作業することで強引に苦手タスクまで進ませる
- 環境を切り替える
僕の場合はここまですれば大抵の場合はやる気スイッチがオンになる。
可視化するだけでも頭の中が整理されてずいぶんとすっきりするはずだ。
あと、最後の逃げ道として一旦12時までにコレとコレとコレだけを終わらせる!あとは30分休憩!と言うように時間で強制的に区切るのもアリだ。
この場合時間ごとに休憩や息抜きを挟むことなるのでちょっと効率は悪いが、それでも何もできないよりはましだ。
君も困ったらぜひ試してみてね!
お役に立てれば幸いだよ!
おしまい。