ちょっと前の話ですが、会社の帰りにジムによってトレーニングするためにジャージや靴などの荷物を持ち運ぶための大きめのリュックを探していました。
シャツやジャケットと合わせても違和感がなく、会社に持っていけるようなほどよく落ち着いたなデザイン性と、大容量、そして快適性を併せ持ったリュックを探して結果的にビアンキのボックス型のリュックを購入しました。
1ヶ月ほど使ってみたので、その使い勝手やメリットデメリットについてレビューしてみようと思います。
ビアンキ NBTC-55の基本情報
今回購入したのはビアンキのNBTC-55というバッグ。
いわゆるボックス型シルエットのリュックで比較的落ち着いたデザインなのでビジネスユースでも十分に使えます。
『ネイビー×キャメル』『ブラック×ブラック』『ブラック×キャメル』『ネイビー×ブラック』『ホワイト×ブラック』の5種類のカラーがそろっています。
僕は中でも一番落ち着いたカラーの『ブラック×ブラック』をチョイスしました。
定価は¥12,650(税込)。
Amazonや楽天を見ても大体定価で販売されているようですね。
ポイントが付く分楽天やyahooがお得でしょう。(僕も楽天で購入しました)
ご存知の通りビアンキは元々ロードバイクのメーカーとして押しも押されもせぬ存在です。
このバッグもどちらかと言うとロードバイクで荷物を運ぶためのリュックとして想定されているようですが、僕のようにビジネス兼ジム用品収納用として使っても特に違和感ありません。
サイズは(W)29×(H)47×(D)18cmで容量25Lですから、やや大きめのデイパックといったサイズ感です。
ちなみにこちらはベトナム製です。
デザインや使い勝手など
ここからは写真も交えながら全体像を紹介していきます。
見た目はこんな感じ。ちゃんと独立性があるので中身が空っぽでも自立します。
メインのポケットを開くと中はおなじみのチェレステカラーです。
上部が大きく開く上、視認性が高いので中の荷物が何が入っているかすぐに分かります。
前面のサブポケットは斜めのジッパーがついています。
マチはありませんがサブポケットとしては十分な容量。
サイドポケットは左右に1つずつ。水筒や折りたたみ傘を入れるのにぴったりです。
オープンポケットなので貴重品を入れるのはやめておきましょう。
このバッグの特徴であるフラップ部分にもポケットが付いています。
背面側が開くので電車の中でリュックを胸に抱えているときにも開けやすいです。
各ジッパーにはストラップがついているので開け締めしやすいデザインです。
ジッパーもスムーズに開くので片手での操作も楽ですね。
背面にもジッパーがあります。これは独立したポケットではなくメインポケットとつながっています。
とりあえず今の所使いみちはありません。
主にノートPCやタブレットを収納する為のものと思われるクッションポケットもついています。
僕のノートPCを持ち運ぶときはここに収納しています。
背中側にあたって気になるかな、と思いましたが背中のクッションが肉厚なので特に気になりませんでした。
フラップのバックはプラスチックではなく光沢のある金属で出来ていて、見た目の良さと耐久性を兼ね備えています。
厚手でしっかりとフィットします。
通勤で背負っていても肩や背中が痛くなることはなく、かなり背負心地はよいです。
最後に首元の持ち手。
こちらもしっかりとした作りなので荷物が多くてリュックが重くなっても持ちやすいです。
¥10,000ちょっとの値段でありながら全体的に作りがしっかりしていて、コストパフォーマンスはよいと思います。
ビアンキリュック(NBTC-55)の良かった点
ではこのNBTC-55の特に良かった点をあげてみましょう。
フラップポケットの使い勝手
特徴的なフラップポケットですが、絶妙なサイズ感と背中側が開くというデザインのため非常に使い勝手がよいです。
僕の場合すべてのポケットの中でこのフラップポケットの使用率が最も高いですね。
意外に多く入るのでちょっとした小物は全部入れられますし、大きく開くので中身の確認や取り出しも楽なのが非常にポイントが高いです。
僕はスマホや財布、定期、イヤホン、タオルなどすぐ使いそうな小物はなんでもここにポイポイ入れてます。
疲れにくいショルダーベルトのフィット感
グレゴリーやパタゴニアなどのリュックのショルダーベルトはクッションが厚くていいのですが、イマイチフィット感が良くないです。(特に買ったばかりの頃)
大柄な外国人向けのデザインだからなのか、なで肩が多い日本人にはやや大きすぎる気がします。
一方このリュックはショルダーベルトの位置が比較的狭いため、僕でもしっかりとフィットしました。
背負い心地は非常によく、そのため重い荷物でも疲れにくいのです。
ビジネスにもプライベートにも使えるデザイン性
今回、ビジネスにも使える大容量リュックというコンセプトで探していましたが、このビアンキのリュックはその点で個人的には絶妙なデザインと感じています。
あまりにもシンプルすぎるのもつまらないので、このくらいのデザイン性があるとよいですね。
ただ、ブラック×ブラックだと比較的落ち着いているのでよいのですが、他のカラーだと少しカジュアルすぎるかもしれません。
まあその辺は好みの問題ですね。
大容量で出し入れしやすいメインポケット
メインポケットは内ポケットもないシンプルなデザインですが、とにかく容量が大きくて非常に使いやすいです。
ボックスタイプのリュックは初めてですが、一般的なティアドロップ型のリュックに比べるとジム用品を出し入れするときも格段に楽です。
開口部が大きく、上から見渡せるので中身の把握も楽なんですよね。
これは実際に使ってみるとその楽さがわかるはずです。ボックスタイプのリュックを使ったことがない人は是非体験してみてほしいです。
撥水性もあり高い耐久性の素材
さすが自転車メーカーが作ったリュックだけあって耐久性はかなり高い印象です。
生地も丈夫ですし、ジッパーやバックルもしっかり作ってあるのでそう簡単に壊れることはないでしょう。
ロードバイクやクロスバイクなどで自転車用に使うことを想定されていることもあり、雨に強い素材になっているのも地味に嬉しいですね。(完全防水ではありません)
ジム用品を出し入れするので、耐久性は結構重要なポイントです。
ビアンキリュック(NBTC-55)の残念だった点
いくつか使ってみて残念と思った点もあったので、それらについてもコメントしておきます。
ポケットが少ない
メインの収納を除くと、フラップポケット、前面のサブポケット、左右のサイドポケット、そしてクッションポケットと5つのポケットで全部です。
どれもそこそこ収納力があるのでまあなんとかなるのですが、個人的にはあと2つくらい小型のポケットがあると良かったです。
特に背負ったままで定期を簡単に出し入れできるミニポケットが背面や底面にあると良かったですね。
背面ジッパーが届かない
背中側にジッパーがありそこからメインポケットの中身を取り出すことが出来るのですが、先程も言ったように一度も使ったことがありません。
ダブルジッパーではありませんから一番上まで手を伸ばさないと届かないため、背負ったままで開けるのは相当体が柔らかくないと難しいです。
そもそも独立したポケットではなくメインポケットへのアクセスなので、いまいち使い所が謎ですね。。。
ロードバイクとあわせた場合の使い勝手
ちなみに僕はロードバイクを持っているので、一度このリュックを背負ってロードバイクにものってみました。
前述の通りフィット感がよいのでチェストベルトを締めるとしっかり固定され、坂道などで激しくダンシングしたりスピードを出しても安定してリュックが左右にブレることもありませんでした。
シルエットが崩れることもないので自転車用としてももちろん使い勝手は抜群でした。
まとめ
というわけでビアンキのフラップ付きスクエアリュックNBTC-55について、使い勝手をレビューしてみました。
結論としてはビジネスからプライベート、そして自転車用と幅広く使える上大容量で耐久性もあるよく出来たリュックでした。
グレゴリーやポーターのリュックと比べると比較的リーズナブルですし、あまり人とかぶることもないのでボックスシルエットのリュックがほしいというサラリーマンにはうってつけだと思います。
是非参考にしてみてくださいね。
なお、↓以下の記事で他にもビジネスで使える大容量のおすすめリュックを紹介しているので合わせて見てみてください。