【目を見て話せない心理とは】つい目をそらしてしまう原因と対策

目をそらしてしまう心理_アイキャッチ

僕昔から人の目を見て話すのが苦手なんです。

例えば会社の人と話す時や異性と話す時、気がつけば目をそらしてしまいます。

でも中には僕の目をじっと見ながら話して来る人が結構います。

なんかそれだけで圧倒されちゃう。

一体コレってどういう原因なのか。そしてどうすればいいのかを改めて考えてみました。

(そもそも相手が嫌い。というのは除く)

・目をそらしてしまう心理、原因は?

そもそもなぜ目をそらしてしまうのか?

自分の中にあるその原因を探ってみる。

・心理的距離感を取るため

そもそも人は他人と心理的な距離感を保つため、じっと見られれば不快感を感じます。

そういう意味では、ある程度目をそらすことは自然なこと。

だってずっと見られてると息苦しくなるよね?

・自分に自信がない?なんか後ろめたい?

なんかずっと見られていると、色々と見透かされるような気分になる。

ソレに耐えられなくなってやがて視線を外しているのかも。

たしかに僕はなんかいつも自分に自信がないかも。

・自分の顔(特に目元)をじっと見られることが嫌

これもあります。

なんつーか、正面から自分の顔をじっと見られることがちょっとイヤ。

なんか恥ずかしいのかも。

よりはっきり言っちゃうと顔の造形に自信がないとも言える。

・結論

幾つか原因を洗い出して改めて考えてみると一つの仮説が浮かんだ。

正確には『相手の目を見れない』わけではなく『相手にこちらの目をじっと見られている』のがイヤなのではないだろうか?

「おまえが長く相手の目を覗くならば、相手の目もまた等しくおまえの目を見返すのだ」byニーチェ、的な。

・根本的な解決策は?

というわけで実は『見るのがイヤ』なわけではなく『見られることがイヤ』という可能性が出てきたので、それをもとに対策を考えてみます。

・少しずつ訓練して、相手に見られる時間を長くする

根本的な解決方法としては、コレ。

つまり慣れによってこちらの目を見られることに耐性をつけてしまうという方法です。

おそらくはコレが一番だと思う。

しかし、その裏にある自信のなさや不快感の源泉を取り除かなければ、完璧に慣れることはできないでしょう。

・心理的な不快感を取り除く

これは自分自身の自信のなさや、心理的な距離感を保とうとする本質的な原因の除去ということになります。

それは容姿であったり性格的な問題であったりと、その人自身に深く根ざした問題なのでそう簡単には取り除くことはできない。

うーん、コイツはちょっと厳しそう・・・。

・目じゃなくて眉毛や眉間のあたりを見る

ここからは、対処療法的な手段です。

手っ取り早いのは相手の目ではなく、その周辺の眉毛や眉間を見るというやり方。

そうすれば目線が合わないので、多少気分も楽になる。

ただ、コレって相手にバレないかな?って不安になるよね?

が、実際には心配ご無用。

息がかかるほどの近距離じゃなければ、眉間のあたりを見ていれば相手にバレることはありません。

・ポイントポイントで見る

相手の目を見るといったって、なにもヤンキーみたいにずっとメンチ切る必要はないわけです。

というわけで、話のポイントポイントに相手の目を見るようにする、というのが最もベターな作です。

特にこちらから話す時や、相手の話に対して反応するときだけ、相手の目を見るようにすれば印象アップ。

その際にどうしても目を見れないときは、眉毛や眉間をみればいいわけです。

僕も基本的にはこの組み合わせを使っています。

・目をそらさないことを意識して話してみると・・・?

さて、僕も意識的に相手の目を見て話をしようとしたことが何度かあるんですけど、それやるとなんか色々問題が出てくるんです。

・なんか無駄に見つめ合っちゃう

相手も目をそらさないタイプの人だと、会話中なんかじっと見つめ合う感じになっちゃう。

そうすると向こうも「あれ?なんかコイツ目そらさないぞ?ムムッ!」的な感じで普段以上に相手もよりこちらの目をみてくることがあります。

それだとね、なんかお互い変な感じになっちゃう・・・//

やっぱりポイントポイントで見るくらいがちょうどいいんでしょうね。

・相手の目を見ることを意識しすぎて話が頭に入らない

僕が一番困ったのはコレ。

意識の大半が『目をそらさないこと』に集中しすぎて、話がさっぱり頭に入りません。

結局最後まで目をそらさずに会話を終えて(よし!僕今日頑張った!・・・で、どういう結論だっけ?)的なことが多い。

完全に本末転倒になっちゃいます。

・おまけ、目をそらすときのテクニック

というわけで、ずっとではなくポイントポイントで相手の目を見れば良く、ソレ以外は基本的に目を合わせずともよいのです。

ただ、いきなりプイッと目をそらすとそれはそれで相手にも失礼になります。

そこで、相手に不快感をあたえることなく、かつハタからみてもエレガントな目のそらし方をお教えしましょう。

それは『目をそらす際に目を閉じながらそらす』というテクニックである。

それもすこしゆっくりとした動作で行うと効果的だ。

気持ちに余裕があるときには一度実践してみてください。

・まとめ

というわけで今までの話をまとめてみる。

・相手の目をじっと見ることに不快感を感じるのは、心理的な距離感を保とうとする心の防御機構により感じる極めて正常な感情である。

・訓練すれば相手の目を見る時間を増やすことは出来るが、根本的な原因は自分の中にあるのかも

・会話のポイントポイントで相手の目を見る。それで十分。また、その際には眉間や眉毛をみると楽。

・目をそらす際にはそっと目を閉じながらゆったりと顔をそらすとエレガントッ!!

同じ悩みをもつ人の参考になれば幸いです。

おしまい

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